『ディアファミリー映画主題歌Dear歌詞幼さでパンを作って大人びてジャムを塗ろうの意味は?考察をご紹介!』と言うテーマでお伝えしていきます。
2024年6月14日公開の映画「ディア・ファミリー」ですが、映画の主題歌はMrs. GREEN APPLEが担当されています。
曲名は「Dear」。
Mrs. GREEN APPLEの楽曲は、「歌詞の意味が深い」とよく言われていますが、今回の「Dear」の歌詞はどうでしょうか。
映画のために書き下ろされた曲なので、映画の内容に沿った描写などが言葉で紡ぎ合わされているのではないかと想像している筆者ですが…。
「幼さでパンを作って大人びてジャムを塗ろう」の解釈って?
ということで、現時点で判明している歌詞内容をご紹介しながら、意味を考察していきたいと思います。
また、いち早くフルで楽曲を聞いた方々の意見もまとめてみたので、最後まで楽しみながらご覧いただけると幸いです。
この記事で書かれている内容
ディアファミリー映画主題歌Dear歌詞は?
通勤中、涙を流し、鼻をかみながら歩いてる…🥹#ミセスグリーンアップル#MrsGREENAPPLE#新曲#Dear#映画主題歌#ディアファミリー pic.twitter.com/5tgx9VUimW
— MAKI🍏対5/22🍏7/6.7/21ゼンジン (@MAKIringojam) May 19, 2024
ちなみに「Dear」の作詞作曲は、ボーカル&ギターの大森元貴さんです。
それでは歌詞の方に注目していきましょう。
ディアファミリー映画主題歌Dearの歌詞を予告からピックアップ!
執筆時点で判明しているのは、映画の予告で使用されている部分のみです。
それでは早速歌詞を見ていきましょう。
左胸の鼓動を感じている
右の脳で明日を夢見てる
小さな掌の中で
私は夢を握っている
幼さでパンを作って
大人びてジャムを塗ろう
いつかきっと出会う
あなたを探してる
high high 時の行方に任せて
smile smile 不安を味方にして
ディアファミリー映画主題歌Dearの歌詞幼さでパンを作って大人びてジャムを塗ろうの意味を考察!
余韻中✨#ディアファミリー#Dear pic.twitter.com/0kzcq8jhaQ
— michi☘️🪻 (@michiku13363526) May 13, 2024
ここからは歌詞の意味を考察していきますが、あくまでも筆者個人の見解です。
左胸の鼓動を感じているの意味は?
ではまず初めに、「左胸の鼓動を感じている」の部分から。
ここは、映画の主人公の次女が、心臓病を患い余命10年と宣告を受けているからということがあって、今生きていることをかみしめているのではないかと考えます。
生きてる実感ってやつですね。
これは次女本人も、家族もそうなのだと思います。
右の脳で明日を夢見てるの意味は?
「右の脳で明日を夢見てる」の部分ですが、確かに、人間は眠っている間に夢を見ている時は、右脳が活発になります。
また、右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る脳で、 視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に関係し、感情をコントロールしています。
ということは、明日に対する感情、つまり明日生きているか死んでいるかの恐怖の現れなんじゃないでしょうか。
最初に紹介した「左胸の鼓動を感じている」と相反する内容ですよね。
「左」と「右」を上手く使い分けていますよね。
今生きてる喜びと、明日への不安が入り混じっている感情でしょう。
それから「夢」は、眠っている間に見るものですけど、それ以外には、「目指すもの」「目標」というイメージもありますよね。
「明日」を「夢」見るのですから、希望に向かって歩む姿勢の表れともとらえられます。
ですから、この2行で喜びと不安の毎日の中で、それでも希望に向かって歩んでいるんだという、まさに映画そのものを表現していると思います。
小さな掌の中で私は夢を握っているの意味は?
「小さな掌の中で」「私は夢を握っている」の部分ですが、小さな掌は誰の掌か。
ここは2パターンが考えられます。
一つは、9歳で余命宣告を受けた、主人公の次女のこと。
次女が生まれた直後、父親の主人公は次女の心臓が悪いことを医師から告げられます。
ちょっとここでご紹介したいお話があるのですが、こんな話は聞いたことはありませんか?
生まれてくるとき、赤ちゃんがギュッと手を握って(グーの手)生まれてくるのには理由があるんです。
赤ちゃんは、自分の掌に夢を握りしめて生まれて来るんですって。
落としてしまわないように固く手を握っているのはそのためなんだとか。
だんだんと時間がたつにつれて掌が開いて、夢がどこかに行ってしまう。
その夢を取り戻すために、人は生きるんですって。
素敵な話ですよね。
心臓病を患って生まれてきた次女も、手のひらに夢を握って生まれてきたことでしょう。
もう一つの視点は、父親の視点です。
「小さな掌のなかで」はもちろん次女の事。
「私は夢を握っている」は、次女を救うという夢です。
絶対に助けてやるからなという父親の心情を感じます。
幼さでパンを作って大人びてジャムを塗ろうの意味は?
この、赤いのってジャムだよね、、、
「大人びてジャムを塗ろう」 https://t.co/WCcuxl15rF— 🍏りんご🍏 (@D5hZ3m) May 14, 2024
「幼さでパンを作って」「大人びてジャムを塗ろう」の部分は熟考しましたね。
もしかしたら、映画の中で印象に残るシーンなのかも?
家族の思い出とかでしょうか?
それか、「幼さでパンを作って」は、医学知識が全くない状態の主人公がゼロから人工心臓開発に取り掛かる姿を現しているのかもしれません。
何度も試作品を作っている様子でしょうか。
ならば「大人びてジャムを塗ろう」はどうでしょうか。
「大人びて」は子供が大人であるかのような振る舞いをする様子ですよね。
ここも「パン」と「ジャム」で対比のような、とても関係が深い、相性がいい、といった印象も受けます。
英語で「バターを塗る」という慣用句がありますが、意味は「機嫌をとる」「おべっかを使う」「おだてる」「ごまをする」と言う意味です。
バターじゃなくてジャムだし…。
えっ…もしかしてファンサ?
バターに関する英語を言うと「バターを塗った方が落ちる」という慣用句があります。
これは良いことと悪いことの二つがある場合、必ず悪いことが起こるという意味です。
バターを塗ったら悪いことが起こるから、ジャムを塗ったのね、大森さん…。
ジャムと言えば、いちごジャムが真っ先に思い浮かぶ人、多いんじゃないでしょうか。
(ジャムと言えばリンゴだろ!。←ファンの声)
カバーアートをご覧になると分かるんですけど、手紙のシーリングスタンプが、いちごジャムなんですよね。
なので歌詞の中のジャムは、やはりいちごジャムが正解。
つまり、色は赤。
パン(=人工心臓)が赤(=血液)になるんです。
大人びて(=不完全で)、だけど、血液で満たしたい…と言う希望かな?
人工心臓は完成しなかったけど、何とかそれを血液で満たしたい、つまり、どうにかして救いたいという想いを表現しているのかもしれません。
またイチゴの花言葉は、「あなたは私を喜ばせる」「幸福な家庭」「尊重と愛情」「先見の明」です。
リンゴジャムじゃなくていちごジャムを選んだ理由は、イチゴの花言葉から来てると考えられます。
もう一つの解釈としては、やはり、ファンに向けて。
「Dear Jam’s」と解釈できます。
この次の歌詞を見たら、ファンに向けてのメッセージでしょう。
いつかきっと出会うあなたを探してるの意味は?
「いつかきっと出会う」の部分は、いつかきっと夢は叶えらるといった意味合いじゃないでしょうかね。
「あなたを探してる」は、元気な姿の次女を求めている様子ではないでしょうか。
つまりは病気が治った姿の佳美じゃないでしょうか。
「きっと病気を治してあげるからね」と言う想いの表れと考えています。
それともう一つは、ファンに対してのメッセージ性もあるかと思います。
この楽曲を、今までずっと応援し続けてくれているJam’s(ファン)へ、それから、これから出会うであろう新たにファンになってくれるすべての方へ届けたいという思いなのではと考えます。
high high 時の行方に任せての意味は?
時は時間の経過、行方は向かう方向、と考えると、時の流れに身を任せるといった意味合いじゃないかと思います。
次女の佳美は、手術できない、したとしても10年も生きられない、何もしない方が10年以上生きられるかもしれないと医師に言われていたそうです。
ならば、痛い思いをせずに、楽しく濃い毎日を過ごそうというご家族の意向があったようです。
highは高いという意味ですよね。
自然の状態で、高みに行こう、最高の幸せをつかもうといった感じだと思います。
smile smile 不安を味方にしての意味は?
この部分は、不安がある中でも笑って過ごそうという意味だと考えます。
不安は、命の炎が消えてしまう不安。
研究を成功させることができないという不安。
命が救えないかもしれないという不安。
そんな中でも、ご家族みんなで笑って過ごしたじゃないでしょうか。
前を向いて頑張ろうという気持ちの表れとも思います。
ディアファミリー映画主題歌Dearのみんなの解釈をご紹介!
失礼かも知れないけど、分からなかった歌詞をAIに解釈してもらったらすごい納得感あって、大森さんやっぱすげぇとなった。
『パン』と『ジャム』で人生を表現してるのはエグい
作品見たら違うかも知れないけど。#Dear#MrsGREENAPPLE #ミセス#ディアファミリー pic.twitter.com/rj1m6LiQJp
— ローザ🍏 (@imnu_ch) May 19, 2024
ディアファミリーほんとに心があたたかくなるとっても素敵な映画だった、そのあたたかさを包み込むDearまじで最高だよ
#ディアファミリー— なー (@na____mga) May 13, 2024
Dearを聴いてイヤホンで外の音を遮断して
ディアファミリーのサイトをぜひ読んでほしい
首筋に手を当てて脈を感じてみてほしい
左胸に手を当てて鼓動を感じてみてほしい
今全身に流れる血液がどんな奇跡なのか
この音を感じられる幸せを感じてみてほしい
家族への感謝が溢れて自然と涙が止まらなくなる pic.twitter.com/VzVB9NY521— りな (@Mrsgreena_rina) May 20, 2024
ディア・ファミリーの主題歌「Dear」は5月20日(月)に配信リリースです!
フルで聞けるのが楽しみですね♪
いち早く、2024年5月13日に楽曲をフル視聴した人たちの意見や、リリース後に視聴した方々の意見を集めていみました!
皆さん、楽曲がとても素晴らしく、感動したという声と、曲を聴いて泣いたという声もありました。
また、作詞作曲を手掛けた大森元貴さんから、今のご家族に向けてのお手紙なんじゃないかと言う意見もありました。
映画にぴったりな楽曲ということですね♪
まとめ
このあと0時から
新曲「Dear」の配信開始です✉️“人生で書ける曲の数は決まっている”と僕は思ってるので、それ分の一曲になるわけです。 pic.twitter.com/LDSTPHDV9r
— 大森元貴 / Motoki Ohmori (@MotokiOhmoriMGA) May 19, 2024
『ディアファミリー映画主題歌Dear歌詞幼さでパンを作って大人びてジャムを塗ろうの意味は?考察をご紹介!』と言うテーマでお伝えしてきました。
早くも楽曲をフルで聞いた人たちからは感動の声が挙がっています!
Dearの歌詞の意味を筆者なりに考察してみたのですが、映画の内容に沿った、登場人物たちの心情を逃すことなく、濁すことなく、表現されていると感じています。
リリース配信開始は2024年5月20日に決定しましたので、フルで聞いてまた意味を読み取っていきたいと思います。
以上、『ディアファミリー映画主題歌Dear歌詞幼さでパンを作って大人びてジャムを塗ろうの意味は?考察をご紹介!』でした。