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ブレイキンがオリンピックにいらない&反対の理由は?なぜ採用されたかご紹介!

ブレイキンがオリンピックで反対される理由は?なぜ採用されたかご紹介!

『ブレイキンがオリンピックにいらない&反対の理由は?なぜ採用されたかご紹介!』と言うテーマでご紹介していきます!

2024年のパリオリンピックの競技の一つである「ブレイキン」。

「ブレイキン」はパリオリンピックで初めて競技種目となったため、注目を集めていますよね。

新種目ということもあり、世間では、なぜ「ブレイキン」がオリンピック種目として採用されたのか、疑問に思っている声が挙がっているようです。

中には、オリンピック種目にいらないし反対だという意見も。

いったいなぜこのような反対意見が出ているのか、その理由について探ってみたのでご紹介したいと思います。

また、なぜパリオリンピックで採用されたかも合わせてご紹介していきます。

 

ブレイキンがオリンピックにいらない&反対の理由は?

ブレイキンがオリンピックで反対される理由は?なぜ採用されたかご紹介!

「ブレイキン」が2024年パリオリンピックの種目として採用されたことについて、採用反対の意見をまとめてみました。

 

ブレイキンがオリンピックで反対される理由①そもそもスポーツなのか疑問

「ブレイキン」は、男女それぞれ16名の選手が1対1で直接対決します。

各選手は自らの演技を披露し、相手はそれに応じてダンスで返すというのがルールとなっています。

この「ブレイキン」のダンスバトルは、「殴らないボクシング」と例えられるくらい、格闘技のような激しいバトルが繰り広げられます。

また、バトルの合間に行われる「挑発」が、スポーツマンシップにふさわしくないと感じる方もいるようで、そもそもスポーツなのかと疑問を持たれるようです。

そもそも「ブレイキン」は、日本で浸透している呼び方をすれば「ブレイクダンス」。

ダンスはスポーツなのかと言う疑問を持つ方も多くいるようです。

 

ブレイキンがオリンピックで反対される理由②採点化に疑問

オリンピック競技の一つである陸上競技では、一番早く走った人、一番高く飛んだ人、一番遠くに投げた人、が勝者です。

サッカーでは、多くの点数を入れたチームが勝ちです。

勝敗は数字によって、明確になります。

ですが「ブレイキン」は、ダンスです。

ダンスなので、スポーツの要素以外にもアート(芸術)の要素も含まれます。

フィギアスケートも同様ですね。

技の完成度や難易度を点数化して競うだけでなく、表現力(アートな部分)も評価されます。

アートな部分は、評価をする人の主観が大きな影響を与えます。

審査員の好みも影響するでしょう。

ゆえに、ダンスを採点化するのはとても難しい事であり、採点化することに疑問を持つ方もいるようです。

ブレイキンは、「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5つの基準に基づいて、5人の審査員が採点を行います。

 

ブレイキンがオリンピックで反対される理由③不良のイメージが強い

「ブレイキン」は1970年代のニューヨークのサウスブロンクス地区(貧困地区)で発祥しました。

当時は不良グループ同士で縄張り争いが勃発していて、暴力事件が多かったそうです。

これを平和的に解決しようと、暴力ではなく音楽で勝負するよう、DJだったギャングのボスが言ったことから派生して、ダンスバトル(ブレイキン)が生まれました。

ブレイキンは若者たちのストレス発散の一つにもなり大流行。

このようにブレイキンはストリートカルチャーとして発展してきた背景があります。

ブレイキン発祥の歴史から、ブレイキンは「不良が踊るもと」といったイメージがあり、実際に今の日本を代表するダンサーの方も、不良のやるダンスだと言われてきたとおしゃっています。

このように、ブレイキンは不良のイメージが強く、オリンピックにふさわしくないと考える人もいるようです。

 

ブレイキンはオリンピックでなぜ採用された?

ブレイキンがオリンピックで反対される理由は?なぜ採用されたかご紹介!

ではなぜ、「ブレイキン」はパリオリンピックで競技として採用されたのでしょうか。

その理由について迫ります。

 

ブレイキンがパリオリンピックで採用された理由①若者に人気だから

近年、五輪離れが指摘されています。

特に若者は普段からテレビを見ないし、オリンピックはSNSでバズるネタがないか探す程度なんて言われてもいます。

そんな中、若者世代の目をオリンピックに向けてもらおうと、ブレイキンが採用されたと言われています。

ブレイキンは、世界中で競技人口が増加しています。

日本においても600万人がストリートダンスにしたしんでおり、なかでもブレイクダンスは大人気です。

またTik Tokで誰もがダンスを披露することに抵抗がなくなってきた風潮があります。

日本でも2012年からは中学校でダンスが必修科目になり、今の日本の若者はダンスが身近な存在になっていますね。

ブレイキンがパリオリンピックに採用されたのは、若い世代にオリンピックへの関心を持ってもらうためなのです。

 

ブレイキンがパリオリンピックで採用された理由②オリンピックの理念と一致しているから

ブレイキンには、「ダンスと音楽で世界の壁を越える」という精神があります。

そこには人種差別や暴力などの概念はありません。

これはオリンピック精神である「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」と言う理念に一致しています。

音楽があれば誰もが平等に楽しめるブレイキンは、オリンピック競技としてピッタリだったのです。

 

ブレイキンがパリオリンピックで採用された理由③フランスでブレイキンが人気

開催国であるフランスで、ブレイキンの人気が高まっています。

フランスでは、世界最大級のブレイキン大会「バトルオブザイヤー」が2018年以降開催されていて、大きな盛り上がりを見せています。

こういった背景が、パリオリンピックでブレイキンを新種目として採用するための追い風となったようです。

 

まとめ

ブレイキンがオリンピックで反対される理由は?なぜ採用されたかご紹介!

『ブレイキンがオリンピックにいらない&反対の理由は?なぜ採用されたかご紹介!』と言うテーマでお伝えしてきました。

ブレイキンがオリンピックに採用されたことについて、反対されている理由は、

  1. スポーツなのか疑問
  2. 採点化に疑問
  3. 不良のイメージが強い

と言ったことが挙げられています。

2024年のパリオリンピックに採用された理由は、

  1. 若者の関心を集めるため
  2. ブレイキンの精神がオリンピックの理念と一致しているため
  3. フランスでブレイキンが人気だから

と言った理由が挙げられます。

残念ながら2028年のロサンゼルス五輪ではブレイキンは落選となってしまったので、オリンピックで見られるブレイキンは、これが最初で最後かもしれませんね。

見逃さないようにしましょう!

以上、『ブレイキンがオリンピックにいらない&反対の理由は?なぜ採用されたかご紹介!』でした!